【第2回 教えて、開発会社さん!】アプリストアの内緒話
皆さんはiPhoneですか?Androidですか?それともWindowsPhoneですか?
私はiPhoneを使っています!
デザインも内容もクオリティも高い物が沢山、
「コレが無料でいいの!?」と毎日ウハウハしながらアプリをダウンロードしています(笑)
皆さんアプリをダウンロードするときは”ストア”を通してダウンロードしますよね。
アプリを作っている方は知りすぎてると思いますが、
iPhoneアプリのアップストアは審査が厳しく、つくったアプリの申請が大変!
Androidアプリはいろいろなマーケットで購入できるし、審査もないのでアプリの種類はなんでもあり!
というところが大きな違いですね。
(もうちょっと知りたい方➡ iPhone App StoreとAndroid Marketのざっくりとした比較)
今日の『教えて、開発会社さん!』のコーナー第2回目、
ゲスト記事は前回に引き続き大人気アプリ開発工場の、大原さんです!
ストアにまつわるアレコレ、聞いてみましょう!
ストア
こんにちは、アプリ開発工場の大原です。
今日は、みなさんがよく使われているApp StoreやGoogle Playなどのお話をしてみたいと思います。
私は、元々マイクロソフトでWindows Mobileを担当していたため、このアプリストア系は、非常になじみが深いです。
当時、今のApp StoreやGoogle Playのようなアプリ販売がないとき、日本の携帯メーカ幹部にマイクロソフトのアプリマーケットをプレゼンをしたことがあります。
今考えると、日本でこのビジネスモデルを紹介した最初の日本人かもしれません。
ちなみに、プロジェクトネームは「スカイマーケット」でした。
マイクロソフトのアプリ審査は異常に厳しいです、他の会社はどうでしょうか?
Appleは厳しくて有名ですが、Googleはゆるゆるで審査方法などのポリシーは違うのですが、審査システムは同じようなものです。
なぜなら、マイクロソフトーGoogle-Apple―Amazon この4社は異なっていながら似ています。
USでは、職歴がかぶっている人が非常に多い。
なので作り方も似ていたりします。
役職の名前も一緒だったりします。
前ふりが長くなってしまいましたが、皆様に言いたいことがあります。
それは、最近、多くなってきているセミナーや開発会社の謳い文句です。
それに個人のかたが、騙されてしまうのではないか?と。
私が危惧しているのは「こうすれば売れる」「大ヒット間違いない方法」「ダウンロード数XXの実績」と謳っている会社です。
こういう会社は「ずる」のしくみを会社の謳い文句にして、受注に結びつけようとしている可能性があります。
「ずる」は一発退場です。
高いお金を払ってアプリを作っても、ストアで表示されないような状況になってしまうのです。
「ずる」でアプリストアからはじき出すシステムは、AppleもGoogle も変わらないと思ってください。
もちろん、実力で上位になったアプリもあり、それを宣伝している会社もあると思います。
しかし、過去は過去で、現在はどうなのか?
何を言いたいかというとメーカのアプリストアは、生き物であり、昨日と今日は違う、ましてや1年前と今は違うのです。
おまけ
ちなみに、私の知り合いがAppleのApp Storeの審査担当をしていました。
会社をやめるまで審査担当であるということを口外できなかったそうです。
彼は会社をやめたあと、自分のアプリでApp Store1位をとれる自信があったらしいです。
しかし・・結果は残念でしたと。
アプリ開発会社は過去の話より、これからの話をしたいものですよね。